綺麗に剥がすには適切な剥がし方を知ることが大切

窓フィルムの適切な剥がし方

窓フィルムを貼っていれば剥がすときがきます。
性能が落ち、交換しなければいけない時期、引っ越す時など剥がすことがあります。
そんなとき業者に依頼することもできますし、自分で剥がすことも可能です。
剥がすのであれば、綺麗に剥がしたいですよね。
そして、適切な剥がし方を知らないと怪我をしてしまったり、窓ガラスを傷つけてしまう可能性があります。
ですので、適切な剥がし方を知っておくことが大切です。
ここでは、窓フィルムの剥がし方を紹介していきたいと思います。

窓フィルムは角から攻める!怪我をしないように気をつけて

窓フィルムの角から剥がす

まずは、窓フィルムの角から剥がしていきます。
このとき、手で剥がすのは難しいので、ドライバーやカッターなどを使って浮かせるイメージで剥がしていきます。
ドライバーやカッターなどで窓ガラスを傷つけないように気をつけてください。
窓ガラスももちろんですが、窓フィルムや道具で怪我をする可能性もありますので、軍手をするなど注意も必要です。
もしフィルムを浮かし剝がせなければ、カッターで切れ込みをいれると良いでしょう。

中性洗剤をふきかけゆっくり剥がすのがポイント

粘着面に中性洗剤をふきかけながら剥がす

角から剥がれてきた窓フィルムの粘着面に中性洗剤を吹きかけながら剥がしていきます。
中性洗剤を水に薄めたものをスプレーの容器にいれてふきかけてください。
一気に剥がしてしまうと窓フィルムが裂けてしまって残るので、ゆっくりと剥がすのがポイントです。

中性洗剤とスクレーパーで糊をこそぎ落とす

窓ガラスに残った糊を取り除く

窓フィルムが古くなっていると、窓ガラスにフィルムを粘着させていた糊が残ってしまいます。
この糊はスクレーパーという道具を使用するのが良いでしょう。
まず、先ほどの中性洗剤をたっぷりとふきかけて、スクレーパーでこそぎ落としてください。
このとき、力強くやりすぎて窓ガラスを傷つけないように気をつけてください。
また、窓ガラスの枠のゴム部分を傷つける可能性もあるので、垂直、水平にスクレーパーを動かしましょう。

窓ガラス、サッシ、パッキン(ゴム部分)、スクレーパーも拭く!

仕上げはキッチンペーパーで綺麗に拭く

糊も綺麗にこそぎ落とせたら、中性洗剤をもう1度吹きかけてキッチンペーパーで綺麗に拭いてください。
このとき、窓ガラスだけではなくサッシやパッキン(ゴム部分)などの端も糊が残っているので丁寧に拭いてください。
また、使用したスクレーパーも拭いておかないと糊が乾いて使えなくなってしまうので、手を切らないように綺麗にしてくださいね。
これで窓フィルムを剥がすことができます。
窓フィルムの種類や、貼られていた年数でも粘着力が違います。
力が必要になるので、怪我をしないように、窓ガラスを傷つけないように気をつけて剥がしていきましょう。
適切な剥がし方を知っておいてぜひ活用してみてください。

窓フィルムをどのくらい貼っていたか、状況によって剥がす大変さも変わってきます。
時間がたっているものだと、窓フィルムが裂けてなかなか剥がれなかったり、糊が落ちなかったりすることがあります。
綺麗に剥がすのであれば、力を入れ無理矢理剥がすことはせず、場合によってクリーニング業者に依頼することも大切です。