自分で窓フィルムを貼るには正しい手順と知識が必要

窓フィルムの貼り方手順

窓フィルムを購入すれば、自分で貼ることができます。
業者に依頼するよりコストを抑えることができるので自分で貼る方も少なくないようですね。
窓フィルムを貼るのは、最初は難しいかもしれません。
しかし、正しい手順と知識があれば自分で貼るのも良いと思いでしょう。
ここでは、窓フィルムの貼り方、手順をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

時間をかけて丁寧にカットするのがポイント

窓ガラスのサイズを測り、フィルムをカット

まず最初に窓ガラスのサイズを測りましょう。
フィルムは大きすぎると貼れないので、サッシなどが歪んでいたら小さい方を基本とします。
サイズを測ることができたら、フィルムをカットしていきます。
このとき窓枠とフィルムの隙間を2mmほど作るようにしてください。
その隙間から水を抜くときに必要になります。定規とカッターで間違えないように気をつけて正確にカットしましょう。
時間をかけて丁寧にカットしていけば、綺麗に切ることができると思います。
また、すでにカットされたフィルムも販売されていますのでそういった製品を使うのも良いでしょう。

清掃はしっかり丁寧に!フィルムを貼る前に施工液を綺麗に塗る

窓ガラスを清掃し、ガラスを濡らす

窓ガラスを清掃します。施工液で清掃することで、ほこりや髪の毛などのゴミが入ってしまうのを防ぎます。
スキージやヘラで上から流れるように洗い落としてください。
ガラスにこびりついてしまっている汚れはガラススクレーパーを使いましょう。
この作業を怠ってしまうと、失敗につながりやすいので、念入りに掃除してください。
また、衣服や動物の毛が飛ばないようにすることも大切です。
そして、フィルムを貼る前に窓ガラスに施工液をふきかけます。
窓ガラス全体にたっぷり均一に塗ることが大切です。

たっぷりと施工液を吹きかけながら、リリースフィルムを剥がす

リリースフィルムを剥がす

窓フィルムには、リリースフィルムという剥がすフィルムがついています。
これを剥がすと接着面が出てきます。
このリリースフィルムを慎重に剥がしながら、たっぷりと施工液をふきかけていきます。
この作業はフィルムが巻きついたり、吹きかけながらというのが難しいと思いますので2人での作業をすることをおすすめします。
剥がしたリリースフィルムは捨ててしまってかまいません。

貼りたい位置に置いてから固定し、丁寧に水抜き作業をする

窓ガラスに貼って位置を決め、スキージ掛け

それでは、窓ガラスにフィルムを貼っていきましょう。
ここでは強く押さえつけずにその場所に置くイメージで貼ってください。
貼りたい位置にフィルムを動かしてくださいね。
場所が決まったらスキージで軽く押さえつけフィルムを固定します。
固定できたら、スキージをかけていきます。
まずフィルムに施工液をスプレーし、スキージの動きをよくします。力を変えずにまんべんなく水を上下左右に押し出します。
中心から水平、垂直に押し出してください。このスキージ掛けを何回も繰り返します。
水抜きしてでてきた水はフィルムに入らないように、ペーパーなどで拭きとってください。
最後にスキージ掛けを強めにして完成です!ゴミなどが入っていないかも確認してくださいね。

窓フィルムをご自分で貼る際は、しっかりと手順を把握しておきましょう。
丁寧なところは丁寧に、迅速なところは迅速に作業をすることを心がけると良い仕上がりになるのではないでしょうか。
そして、効率よく綺麗な仕上がりにするには、ひとりで作業を進めるよりふたりで作業する方が良いですね。